black or die

例年通り沢木耕太郎のラジオ聞いてたら、とある作家のメールが読まれてて、調べてみるとなかなか辛い作品を書いてるらしい

狭小邸宅

狭小邸宅

内容を読むだけで吐きそうになる。
で、アマゾンのレビューを読むと「世の中とはそういうものだ」との意見が大半。

暴力やいじめに耐え「客を殺して」微妙な物件を売りつけなければ自己実現志望のゆとりのクズ扱いされるのが当然という世の中で生きていく自信がないというか、生きていけなかったんですが。

いったい「社会の理不尽」とか「金を稼ぐ大変さ」とか、どの程度のものなのか、というのはゲームのルールを設定して説教する側のさじ加減ひとつなので、マナーの問題、と同じくらい、まさに理不尽である。

昔聞いた言葉で心に残ってるいるのは、「理不尽な暴力」というのは「馬から落馬」みたいなもので、暴力というのは常に理不尽だ、というものだ。世の中には「理にかなった暴力」があると信じている宗派もあり、そういう人たちとの価値観の相違は永遠に埋まらないだろう。

とはいうものの、百論あれど、やはり世の中に自分の居場所はないなぁ、と感じざるをえない、こんな日の夜。あと、家を買うって大変なんだなと。これも自分の人生にはありえないな。まぁ、自分の人生には何もないな、あらためて思う。

で、この本を読むか読まないか。大ネタなので図書館にはありそうだな。読んでも辛くなるだけの気がする。これ以上辛い思いするのも嫌だな、嫌だな。