「ケープ・フィアー」を20年ぶりくらいに見る、復讐のバイブルとして

ちょっとわけあって復讐しなきゃならない事情ができたので、「ケープ・フィアー」を見る。
20年前(まだ自分の人生に未来があった頃、気のせいだが)に見たときは空の暗いホラー映画程度の認識で、もちろん被害者(一応言っておくとニック・ノルティ)視点でいっちょまえに怖がってたが、今見ると、デ・ニーロさんサイドの「浮かばれなさ」が心にしみる。人生を失った人間がそこに執着するしかない事情があるんだよな。構造的には「ゴミ屋敷」と同じ。

で、復讐のバイブルとは成り得なかったわけで、まぁ嫌がらせ程度だよな。嫌がらせは何も産まないってのはわかってる。「奴ら」の人生は圧倒的に堅牢だよ。宗教的というか「ディズニーランド大好き」と心から言える的。

「クリミナルマインド」の方が、自分的にはバイブルっていうか、やってはいけないリスト。プロファイルされる犯人像が「また俺の話か」って感じで。まあいいや。

ゴミ屋敷心理に関しては橋本治の「巡礼」が悲しくていい。オチバラすのを気遣うほど見られてないとは思うが、いちおう、最後に楽になれて羨ましいなと。

ケープ・フィアー [Blu-ray]

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巡礼 (新潮文庫)

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