小室哲哉 深層の美意識

続けて小室哲哉に関する本を読んでみる。
これは事件の10数年前、いわゆる絶頂期に書かれた、外部の人による自伝的なもの。
TM Networkデビュー前後の「暗黒期」に関する記述が詳細で、小室哲哉の「売れることへの異常な欲求」が伝わって来る。
そして、売れてからのある種の自己陶酔。

こういう下地があったからこそ、逮捕されるような事態になったというのがよく分かる歴史書でもある。

丸山茂雄に関するくだりもなかなかのもので、徹底してアーティスト第一主義を貫いている。この人がいた頃のソニーミュージックは良かったのだろう。そして丸山茂雄がいなくなって、ソニーミュージックも音楽業界もダメになっていったのだろうな。
いや、ダメになってないか。利益はしっかり出て、美味しい思いをしてるるんだろうから、レコード会社社員達は幸せなんだろうな。
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小室哲哉 深層の美意識 (講談社プラスアルファ文庫)

小室哲哉 深層の美意識 (講談社プラスアルファ文庫)